CROSS TALKクロストーク＆インタビュー 異職種対談それぞれの場所から見える介護の世界

私は何でも屋さんかな。（笑）
入居者様の入退所の申し込みや、入居者様の相談援助、ご家族様からの苦情の対応まで、色々とやってます。生活相談員という立場なので、いろんな人から色々な相談を受けるんです。職員からの相談事とかも聞いてます。

僕も色々相談させてもらってます。
現場の経験もされてますし、キャリアも長いので頼れる先輩って感じですね。

そう言ってもらえるとありがたいね。（笑）

僕は機能訓練士として、入居者様の今の生活を維持してもらうための施術やサポートを行っています。歳を重ねると、簡単な動作や若い人が当たり前にできている動作でも痛みを伴うことがあるんです。寝返りとかも腰の周りの筋肉が衰えてると痛いんですよ。
そんな入居者様ひとりひとりの日常の悩みや現状を把握し、それぞれの方にあった施術やマッサージを、フロアを回りながら行っています。

いつも事務所から出て行く時、「おっしゃ、行ってきます！」って言うんですよ。（笑）
いつも真剣に入居者様と向き合ってるんだなって感心してます。マッサージとかって嫌がる人とかいないの？こちょばいとか。（笑）

いますよ。（笑）それでも背中をさすったり、肩に手を当ててあげたり、そんなことでも安心感って得られるんで、そういう方には、そうやって話しかけてるんです。
精神的な面でも支えになれたらいいなって思ってます。

私は事務なんで、来客の対応や電話の対応、経理の処理などの事務作業を行っています。現場で入居者様と直接関わる仕事じゃない分、介護職の職員さんや入居者様が過ごしやすい施設を作れるよう意識しています。

増田さんの笑顔に癒されてる入居者様やご家族様はたくさんいると思うね。
僕らもいつも癒されてます。

そう言ってもらえると嬉しいです。
いつも、みんなを支えたいなと考えてるんですが、職員さんからすると事務の立場ってなんかお偉いさんってイメージされてることも多くて、、私は現場あっての施設だと思ってるんで、本当は頭が上がらない気持ちでいっぱいなんです。なんで、少しでもみんなの役にたてたらいいなと思ってます。なんでも言ってくださいね！