利用者様に対する想い
身体的な介護・サービスの提供を行うことだけが仕事ではありません。スキルや技術は関係ない、相手を想う気持ちがあれば十分なのです。なぜなら私たちは「対処」ではなく「支援」をしているからです。食べられないものを食べようとするから取り上げる、物を無くしてしまうから物を置かない。これはどちらも「対処」です。「対処」を繰り返しても、その方が安心して生活を送ることができる環境にはなりません。行動・仕草から、その背景には何があるのか。その何かを考えるために関わっている職員だけでなく、ご本人様・ご家族様や友人・知人、様々な方々からお話を聞き、本当のニーズに寄り添い支援方法を考えていくことが大切だと私たちは考えています。