平成29年8月24日(木) 18:00~19:00
法人内研修「事故発生の防止のための研修」を行いました。
勤務が終わってから、または休みの中、29名の職員が出席しました。
入社1年目の職員から、経験豊富な職員、特養だけでなく、デイサービスセンターやケアプランセンターの職員も出席し、事業所を越えて関わる機会にもなりました。
介護施設の中で、事故を完全に防ぐことは困難なことですが、どのように取り組むことが事故発生の予防につながるのかというところを伝えるだけでなく、演習も取り入れて、皆で考えました。
「事故とヒヤリハットの違いは?」や「誰が判断するのか」などについて、ご入居者様・ご利用者様一人ひとりによって同じ人は一人としておらず、施設や事業所によって、また働いている職員一人ひとりの考え方によって違ってくるため、「こうだ」という判断はできかねるのではないでしょうか。
「どちらも正しいとはいえない、間違っているともいえない」ようなジレンマが発生することでしょう。そのようなときに、ご本人様のことを中心に考え、皆で徹底的に話し合った結果が、より良い判断につながるのではないでしょうか。
ご本人様の体調や表情はもちろんのこと、テーブルや椅子の場所、普段置いていないものがあるなど、『気づく』ことが大切であり、『気づき』が多ければ多いほど、ケアの質の向上につながり、事故発生の予防にもつながるのではないでしょうか。
研修の最後には、動画を通して、職員がこの介護業界に携わろうと思ったキッカケを振り返り、自分たちがなぜ認知症ケアに携わり、どのように関わることが大切なのかを学ぶ機会にもなりました。
当研修のキーワード
『小さな気づきを大切に』