こんにちわ。委員長です。
今回はこつこつと月二回行っております内部研修の紹介です。
いわば勉強会であるこの研修は、現場で役に立つ介護技術は勿論のこと、他の階・フロアでの取り組み内容の発表や、法人全体の動きなどの報告共有を行っております。
現場にばかりいると、どうしても他の情報が入ってきにくくなりますので、こうして他の階の方と触れ合ったり、施設全体で考えていくべき支援方法・知識のアップデートを行っていきます。
中には年に一度のみの開催もあり、どうしても現場は遅出や夜勤者などは出られないことになるのですが、研修に出られた方からの伝達等を行い、出来るだけの共有を図ってもらっています。
また、休みや休日の方に対しては、ご自宅にてZOOM参加をして頂き、画面越しとはなりますが一緒に参加し、質問がある場合は発言もしてもらっています。
勿論、時間外適応の研修となります。
今回のご紹介は去年からにかけて行われた内部研修2つ。
☆ユマニチュード☆
皆様お耳にされたことがございますでしょうか、フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味がある、入居者様との接し方の技法のひとつです。
委員長も新聞などで拝見しており、実際に携わったことがありますが、詳しくお聞きすることはなく、今回は 大阪市認知症介護指導者 三原由紀様をお招きして勉強させていただきました。
非常にわかりやすい研修をたっぷり2時間!
しかし、「あっという間だった。」「まだまだ学びたかった」という職員からの声もありました。こちら会場参加は少ないのですが、ZOOM参加される方も多く皆さましっかり学ばれ、即時実践をしてくださっている階もあります。
すぐに結果が出るものではないですが、日々の関わりあいの中で、お声かけを行うこと、その言葉選びの大切さを学びました。
今一度、基本に戻り、入居者様が安心できる声掛けの工夫、「ここに自分がいてもいいんだ」と思って頂ける環境を皆で作っていきたいと思っております。
三原様、お忙しい中ご教授頂きありがとうございました!!
☆事故防止☆
こちらはこうのとりにて毎月開催している各種委員会からの研修となります。
この委員会は議長がトールさんなので、持ち前の明るさと説得力で、皆でワイワイ話合いながら、工夫を凝らして毎年開催されています。
事故防止検討委員会より、ヒューマンエラーの代表である「内服ミス」と、これも基本を定期的に見直す必要がある「移乗支援」に対しての2本立てでお話頂きました。
内服ミスについては、こうのとりでの内服マニュアルがございます。これをしっかりと守って確認して頂ければ起こる可能性が限りなく低くなります。
しかし、どうしても食後はバタバタとしてしまい、呑み込み確認を疎かにすると口からポロリと出てくることがあります。
こちらも実際にどういう風に口から落ちてしまうのか、どういう風に支援させていただくとリスクを軽減できるのかを実践方式で説明してもらいました。
また、移乗支援に対しても、介護職員としては当たり前に出来なければならないことでありますが、本人様の残存機能を生かし、双方負担なく移乗支援を提供するための方法を、こちらも実践方式で行っております。
移乗支援の際の【足の捻じれ】【肩関節に負担をかけない方法】などを学び、少しの工夫で体が小さい職員でも、必要な力を最低限として移乗することが可能となります。
お一人様ずつで移乗方法は微妙に変わりますが、人間の体の構造は皆一緒なので、基本を学ぶことにより、移乗支援で痛い思いをして頂かないように皆で学びます。
ZOOMでの参加者には見やすいようにカメラワークも考えられていました。
殆どの方が業務後に行われる研修参加となりましたが、積極的に話を聞かれ、質問もされていました。
施設長からも「今日もためになった」と満足ピースいただいております。
来月は、褥瘡対策委員会と、2階の取り組み内容発表となります。
年間スケジュールにて行う日は決まっていますが、取り組み内容発表の際の主任/フロアマネージャー(発表者)たちの汗と涙の結晶を発表してくださいます(笑)
ブログを見て下さっている方方も、よろしければご参加くださいね!
こうのとりの職員になって頂ければ簡単に受講できます(笑)
明日は、きらめき大賞受賞式がございますので、そちらの内容もまたご報告させていただきます。
では、ここいらで失礼いたします~。まて次回!!