今回は半年に一度の法人を上げてのイベント。フェスティバルのご報告です!
フェスティバルは、コロウィン(こうのとりハロウィンの造語)と違い、地域の方にこうのとりの敷地を使って頂く。というどちらかというと地域の方向けのイベントとなります。
しかし、フェスもコロウィンも、どちらも優心会に関わる全ての方に笑顔になって頂く方針は変わらず。
やるからには職員も全力で楽しむ!をモット―にしております。
というわけで、当日までの猛烈準備!!
今回の企画担当者であるトールは、一週間以上前から、雨雲レーダーとにらめっこ!
3日前に雨想定の時のブースの配置・消防訓練の想定を委員長と一緒に練り直し。
どうにか雨が降らないようにと、前日の準備は土砂降りでしたが、「明日のためなら全部雨を出し切ってしまえ~」とか、いい感じに壊れた内容の事を叫びながら、準備準備
(前日は21時くらいまで準備に勤しみました。)
晴れの日想定では、駐車場にどーんとフリーマーケットを出すつもりでしたが、ここは雨想定で館内に移動
陳列が本当に大変でしたが、プランナーさんたちがやり遂げてくださいました。
値段をつけるのが大変だったとは、ブース担当のケアマネより。ご苦労様です。
後はもう晴想定でいいだろうと思い、当日の朝礼終わるまでは曇り!
降ってない! もう晴想定にしてしまえ!!と、テントを出してなんだかんだしていると、AM9時・・・
ぽつぽつと・・・・☔
小雨ではありましたが、結構な雨量となってきており、急遽雨想定の配置に変更
もうここら辺は、正直委員長も何をしていたのか覚えておりません。
せっかく来て下った長原東地域活動協議会の方々にも、急遽の向きの変更などをお願いし、もうてんやわんや。
何とかテントの配置を変更して、もう振り向けば開演の時間。
バッタバタのままに始まりましたが、各ブース対応者は流石に冷静で、受付対応と、呼び込みをされていました。
今回のブースは
①フリーマーケット
②福祉体験(車いす移乗・パンがゆ食事支援・PPE着用・バイタル測定 各種体験)
③クイズラリー
④応急手当
⑤ごみの分別について
⑥わらしべ長者
⑦防災飯(おにぎり・味噌汁・焼きそば)
⑧ドリンク
⑨焼き芋
⑩キッチンカー(揚げたこ焼き・タコ煎・コロッケ・かき氷)
⑪綿菓子
⑫ソフトクリーム
【時間別イベント】
防災リュック探し
家族対抗フィーリングクイズ
戦争体験談
消防訓練(避難訓練・通報訓練・煙体験ハウス訓練・消火訓練・応急手当・AEDを使用した心肺蘇生)
と、沢山のイベントがありましたが・・・・、簡易トイレ作りと、がれきの上を歩こう、防災スリッパ作り・車いす運転体験・暗闇歩行体験は、日の目を見ることなく中止となりました。
本当に、業務の合間を縫いながらコツコツと準備を進めて下さっていたプランナーさん方に申し訳ないです。
もう・・車椅子体験は、前回のリレーと合わせて開催が出来ない運命なのか・・・(笑)






今回のブースの数々は、こうのとりの職員だけでは賄えず、ボランティアの方々のご助力あってこそ。
20名を越えるボランティアの方々に支えられ、フェスティバルは無事成功を修めることが出来ました。
中でも、今回のメインとなる、地域の方も交えた「消防訓練」は、平野消防の方にも立ち合いを頂き、実際にトールが打ち合わせをしながら、13時30分、震度5弱の地震により、火を使っていた厨房より出火
フェスティバル中であるが、特養を含め全ての方々に避難誘導を行う。という想定で決行!!
「火事だ!火事だ!!」という声が響く中、職員は避難誘導へ。食べている方がいても、避難していただきました。
水消火器にて火元へアプローチ。その間にかき集めてきたバケツにて、バケツリレーを実地。無事に初期消火完了。
また、煙の中に避難者あり。煙が蔓延するテントから救助者が出てきて、一名は危篤状態。
救急隊が来るまでに心肺蘇生を実施。「皆さん手伝ってください」「協力お願いします」と周りの方にご協力頂き、無事に蘇生。その後救急隊にて搬送。
その後、骨折者の応急手当を鍼灸院の方にして頂く。
とまぁ、こんな感じのストーリーでさせていただきました。






災害はいつ起こるかわかりません。日頃から何をどうして行くのか、どこに何があるのか。
自分の立ち位置。役割を意識して行わないと、とっさに判断はできないものです。
今回は本当に皆様手際よく動いてくださいましたが、心臓マッサージ参加は皆様控えめ。
これも声のかけ方の工夫であったり、避難された方の点呼であったりを毎年ブラッシュアップ出来ればと思っております。
勿論、2階から上の階である特養も、入居者様は避難口まで誘導をしておりました。
ご協力頂きました、平野消防・防災リーダー・長吉東地域活動協議会の方々本当にありがとうございました。
ここまで本格的に行わせていただいたのは初めてで、もうやるなら本気で、おもいっきり。ここだけは笑いなし!としていたので、皆様真剣に取り組んで頂けました。中には利用者様があまりのリアルさに涙された方も。
消防車も2台もお越し頂き、「大きいな~」「かっこいいわ」と入居者様も興味津々でした。
今後も様々な想定を行いながら、いざというときに役割分担が出来るように研鑽を詰みたいと思います。
更に、消防訓練が終わってから館内で行われた「戦争体験談」
語り手はデイを利用してくださっている方にご依頼。
実際に戦争を体験された2名様より、当時の状況をインタビュー形式にてお聞かせ願いました。
話している最中に感極まったように涙される方に、もらい泣き。
歴史から語り継がれる体験談。こちらもやってよかったイベントでした。
14時から始めたこのイベント。この頃には殆ど家族様と入居者様がおらず。でも入居者様の希望から職員が付き添ってお話を拝聴出来ました。
今回はチケット活用が出来るブースと出来ないブースがあったので、どうしても現金が必要でした。
中には「お金がないから買えない」と仰れた方もおられたため、もっと家族様と一緒にご参加、あるいは事前に説明しての配慮が必要でした。
想定では参加型のブースにて、景品として各業者様より頂いた協賛品をお配りする予定でしたが、これも余ってしまいましたので次回に持ち越したいと思います。
毎回ご協力くださる業者様には本当に感謝の念が絶えません。必ず皆様に行き届くように采配させていただきます。
また、多くの方にご協力いただいたフリーマーケットの商品も、残り分は別企画にて活用させていただきます。
後半はセールの放送もさせて頂き、そのお知らせと共にお越しくださる入居者様も「半額やて、いこいこ」とお財布もって来られていました(笑)半額には弱いですよね
感染症対策の正しい知識をというところで、PPE着用体験も、地域のお子様が参戦
職員の声掛けと共に仰々しい防護服に身を包まれ、福祉関係のお仕事をされている方も、移乗体験などを経て、日々の私たちの関わりを知って頂きました。
キッチンカーは、途中で場所を変更したかったのですが、油を取り扱っておられたため、晴想定の場所であまり目立たず・・もっとバーンと目立つところに配置したかったです。
あいにくの寒さで、かき氷が全然売れなかったと・・。もう、本当に・・雨が・・・(´;ω;`)ウゥゥ
語りだすとまだまだたくさんありますが、一旦ここで終了









今回は沢山の方々に助けられ、フェスティバルを行えました。
本当に天候が悪く、いつもこうのとりのタマゴにて来て下っているかたもまばらではありましたが、来年に向けて新たな意欲・企画と共に構想を練っていければと思っております。
今回こうのとりに足を運んでくださった方方、本当にありがとうございました。
まだまだ出来る事多いと掴んだ防災&SDGs 来年はもっとパワーアップして、皆様に笑顔をお届けできればと存じます。
ありがとうございました~!!
