応急手当研修

皆さま、こんばんわ。委員長です。

散った葉を踏みしめる時期・・今年もこの研修が来ました!!こうのとり全体会議にて、応急手当普及員による内部研修を行いました!

 

今年も平野消防署様より、AEDと人形をお借りし、コロナ感染拡大防止として窓を開けたまま、マスク・検温を行い32名の職員が緊急時の手順を確認しております。

さて今回はいつもと違うアクセント。夜勤に入っている職員限定とし、「もし、夜勤の巡視の際に呼吸停止を発見したら・・・」の想定で行っております。

んん~、この発案は委員長と講師であるトールが考え、我々ながらナイスアイデア♪

 

お参加者の中から、夜勤者・宿直の設定を行い、お部屋に模した場所を作成、ベッドにて側臥位になられている入居者様を想定して行いました。

 

月日も経ち、参加した職員もそのような経験をした方が少なく、「はいスタート」の号令とともに頭が真っ白・・・戸惑いながら連絡をしたり、恐る恐る胸骨圧迫を行っておりました。

 

観覧した後、講師のトールより、流れの説明を行い、もう一度実践。ややスムーズに動ける。

連動して夜勤者想定の人を替え、もう一度。多少の余裕もあるが、まだぎこちない。

最近ではないですが、実際に呼吸停止に遭遇したことがある職員より、この場合はこうすると説明を行い、皆の疑問がなくなってから、AEDの装着とともに胸骨圧迫の練習が始まります。

 

「まぁ大丈夫だろう」ではなく、「もし・・」「万が一・・」を想定して動くことも大切ですが、何もかも一人で行うことは、なかなかに困難。

ですから、何か起こった際には経験とチームワークがものをいいます。

しかしながら、こうのとりの夜勤は、20名の方の安眠を一人の職員が守ります。この業界では当然なのですが、夜勤中の責任の重さは日勤帯とは比較できません。

ただ、うちには6人の夜勤者と、1人の宿直がいるんだよ。夜間のオンコールもあり、相談員や介護・施設責任者は夜間でも連絡したら飛んでくるよ。というところもお伝えし、一丸となってその方のための支援を行うのです。

誰もがコロナにかかる可能性があるこのご時世ですが、それでも学ぶ場は必要です。

今までもこれからも感染防止策を立てながら、入居者様のために、技術・知識を習得していきたいと思います。

 

全ての方に感謝するとともに今回も、必要な備品をお貸しくださった平野消防署様、ありがとうございました。

緊張もしておりましたが、皆、ためになったと笑顔で研修を終えております。