先日、訪問歯科でお世話になっている福森歯科様に、職員向けのスキルアップ研修を開催していただきました!
会場とオンラインに分かれて、計32名の職員が参加し、認知症の症状進行と嚥下障害の関係やお口の清掃・歯周病について教えてくださいました。
歯ブラシの選び方や正しいブラッシングについてのお話もあり、とても学びの多い研修でした。
参加した職員からは、
・口腔ケアの大切さを改めて実感した。
・スポンジブラシでのマッサージも口腔ケアに含まれることを知った。
・口腔内の状態に合わせて歯ブラシを変えたほうが良いということを学んだ。
等の感想がありました。
福森歯科様との連携にて、施設内では【むせが出にくい姿勢】【本人様が使いやすい食器】【トロミはどれくらいの濃度のものが好ましいか】【口腔ケアを行い、歯周病予防に努める】といったところが強化され、支援を統一することにより誤嚥性肺炎にて入院される方も激減しております。
食べることは生きるために必須です。
私たちはあまり意識せずにこれが出来ていますが、高齢者の方になると支援の方法を同じにしておかないと、毎日安心してお食事を召し上がっていただけない方もいらっしゃいます。
勿論、こうのとりの管理栄養士や看護職、姿勢や自助具を見てくれている機能訓練指導員、実施してくれている介護職員の努力の賜物でもあるかと思いますが、歯科という絶対に協力してくださる機関があるので、安心して支援が出来、また困ったときにご助言頂けることが大きいと思っております。
職員のスキルアップにも繋がり、また入居者様の健康寿命も延びる。
これほど素晴らしい研修はないのではないかと、受講させてもらっていた自分も勉強させて頂きました。
今回講師を引き受けてくださった福森歯科の皆様、貴重なお話ありがとうございました。