皆さんこんにちは!
おさると申します🐵
本日は家族会より寄贈頂きましたリフトキャリーについてお伝えいたします!
リフトキャリーとは、
「脱衣 →洗体→入槽」といった入浴行為を 一貫して行うことができる入浴機器となっています。
利用者様と介護職員ともに負担の軽減となります。※下記資料参照
こうのとりでは今回の導入までにこのリフトキャリーを4台設置しており、2フロアについては夜間帯に機材を移動させるなどしてフロアをまたいでの運用を行っていました。
ご自宅での生活を継続してお過ごしいただくためにも、機械浴はできるだけ避けており、家庭的な浴槽での入浴をご案内できるように個浴リフト(福祉機器)を導入している次第であります。
各階の介護職員・入居者様から熱望されている非常に優秀なソフトキャリーは、いつの間にやら半数近くの入居者様が使用されており、4階の特殊浴槽でも座りながら入れる機械浴があるのですが、逆にこちらはもう殆どの方が使用されておりません。
今回の1台が導入されることで全階設置となり、より多くの入居者様にご利用いただけることとなりました。
入浴は体力を消耗しやすいことから、「今日はやめとくわ。」と仰られる方もいらっしゃる中、こちらのリフトキャリーを使用することで「これやったらしんどくないから入るわ」と、入浴への意欲が高まったという事例もあります。
ある方は、機械浴室から個浴ソフトキャリーへうつり「棺桶から花畑に来たようだ」と称された方も(笑)
機械浴は椅子を内包する箱型のものであり、こちらもこちらで入れば気持ちいいのですが、どうしても見た目が殺風景
一方の、ソフトキャリーは、普通のお風呂の壁にお花のステッカーを張っていたことにより「棺桶から花畑」という言葉が自然と出た様子。
おさるは事務員なので、実際に使用することも体験することもなかったのですが、この度機械の設置に立ち合い 委員長に勧められて、初めて実際に乗ってみました!
機械独特のガシャン!といった体に響いてくる感じは少なく、とてもスムーズに快適に入浴が行えていました。
初めて乗る際はどんなふうに動くか不安に思う部分があり、職員からの声掛けがいかに大切であるかを身をもって体感することもできました。
それ以外にも、浴室の中は危険予測をする箇所が沢山あり、少しでも心地よく、また寒い思いや不安・羞恥心を引き起こさないようにと、介護職員の方々は様々な個所への目配り気配り心配りを行う場所です。
おさるは実際に脱衣して入浴したわけではないですが、この体験だけでもそれらの気配りの鱗片を体験できました。
改めて、介護職員さんはすごい。
そんな職員さんや入居者様のためになればと、ご決断された家族会役員の方々にも頭の下がる思いです。
リフトキャリーは、各階へ配置をしていますので、ご覧になられたい方がいらっしゃいましたら施設職員までお気軽にお声掛けください。(平日の日中は使用されている可能性が高いですが)
この度、家族会にて議論を重ね、ご決断してくださった家族会会長をはじめとする役員の方々、並びにご寄贈頂きました家族会会員の皆様、本当にありがとうございます。
今までも様々なご助力・ご助言を頂いており、誠に感謝しております。
改めて、こうのとりでお住まいの入居者様だけではなく、家族様・親族様にとっても良い施設であり、皆々様にあふれる笑顔になって頂ける法人を目指し続けようと再確認できました。
大切に使用させていただきます。